2007年11月7日水曜日

【40days@2007】Day30 - 神に仕えるために造られた

「神は様々な人を通して、様々な方法で働かれますが、それらすべての人を通して目
的を達成されるのは同じ神です。」(第一コリント 12:6、Phillips)

敏速なチーターの走りや、水中の魚の見事な泳ぎ、空を舞う鷲の華麗な動きは、神
様がいかに特別な専門知識を駆使して全ての被造物をデザインされたかを垣間見せて
くれるものです。神様があなたをお造りになる前にまず計画されたのは、あなたがこ
の地上でどのような役割を持ち、どのような形で神に仕えていくかということです。
その目的に従ってあなたが形造られたのです。あなたは大量生産された既製品ではな
く、神に特別にデザインされた、世界にたった一つのオリジナル作品なのです。ダビ
デが「あなたが驚くほど精密に造ってくださったことを感謝します」と神様をほめた
たえているように、神様はあなたという人間を決定する遺伝子を注意深く配列された
のです。また、ダビデが「私の人生のすべてが事細かくあなたの書物に記録された」
と語ったように、あなたの毎日はあなたの形を整えるよう計画されています。神様は
人生に起こってくるすべてのことを何ひとつ無駄にせず、それらを用いて、あなたが
もっと人と神に仕えることができるようあなたを整えていかれるのです。あなたの形
を構成する5つの要素を並べてみるとSHAPE(形)という言葉になります。今回は、
初めの2つをどのように発見し、用いていくかを説明します。

Spiritual Gifts(霊的賜物):神様は、クリスチャンにだけ特別に、ミニストリー
に役立てるための霊的賜物を与えてくださっています。この霊的賜物は勝ち取るもの
でも、受けるに値するから受け取るものでもなく、無償で提供されるものです。神様
は気前良く、一人一人にどのような賜物をお与えになるかを決定されるため、私たち
が自分のほしい賜物を選ぶこともできませんし、一人が全てを受け取ることもありま
せん。もし全ての賜物を独り占めしたのなら、互いに愛し助けあうといった神の家族
の秩序が破壊されることでしょう。また、霊的賜物は「教会全体の益となるためのも
の」であり、あなたのためのものではありません。同じように、ほかの人がその賜物
を用いないのなら、私たちはその恩恵にあずかることもできないのです。あなたには、
自分に与えられている賜物を発見し、育てていく責任があります。賜物に関して起こ
る問題として、「人の賜物をねたむ」ことと「賜物投影」があります。自分の賜物を
他人と比較し、自分の持っているものに不満を感じ、憤りと嫉妬を覚えることが前者
です。また、自分の持っている賜物を他の人ももつべきだと考えたり、自分が情熱を
傾けていることに他の人も同じように熱心になるべきだと考えるのが後者で
す。様々な働きは全て同じ主に仕えるためであることを覚えることが大切です。

Heart(自分の心):聖書が「心」という言葉を使うとき、それはあなたの願望、希望、
興味、夢、愛情などを意味します。心には本当のあなたの姿があり、あなたの話し方
や感じ方、行動の仕方を決定するのです。指紋、声紋がそれぞれ違うように、人は皆
それぞれ違った「心の鼓動」を持っています。ある光景、活動やテーマについて考え
るとき、鼓動が速まるのを感じたことはないでしょうか?家族の誰も気に留めないよ
うなことに強い興味を抱いている自分に気づいたことはないでしょうか?これらの「
心の鼓動」は神からきているのです。「心から主に仕えなさい」といわれた神は、義
務感からではなく、心から楽しんで、情熱をもって主に仕えてほしいと願っておられ
ます。どうしたら、自分が心から神に仕えているかを知ることができるでしょうか?
第一に、喜んでしているかどうかです。自分の好きなことをしているのであれば、報
いも、動機付けも、チェックも不要です。心の情熱があなたを駆り立てるからです。
第二に、成果を上げているかどうかということです。好きなことであれば上手にこな
すことができ、また完璧性を求めます。「快適な人生」に甘んじるのではなく、「心
から打ち込むことのできる分野で神に仕える人生」を目指しましょう。自分の心の鼓
動を聞き、神の栄光のためにその働きに打ち込みましょう。

今日のポイント:私は神に仕えるために造られた。

考えてみましょう:私が情熱と喜びをもってすることのできる奉仕は何でしょうか?


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