2007年11月12日月曜日

【40days@2007】Day35 - あなたの弱さの中に働く神の力

「わたしの恵みはあなたに十分に注がれている。というのは、わたしの力は弱さの中
で完全に働くからである」(第二コリント 12:9a、NIV)

私たちが、肉体的、精神的、知的、経済的、霊的弱さを覚えるとき、どのように対
処しているでしょうか?自己弁護したり、言い訳をしたり、隠そうとしたり、憤るこ
とがしばしばです。しかし、今日知っていただきたいのは、「神様は好んで弱い人々
をお用いになる」というグッド・ニュースです。「強い人々を辱めるために、この世
の弱い人々を・・・意図的に選ばれた」神様は、あなたの弱さを通して働かれようと
されているのです。神様は、自分の弱さを知り、その弱さを認める人と親しくされ、
祝福されます。弱さというのは、罪でも悪でもなく、また食べすぎや短気のように自
分で変えることのできる欠点とも異なります。それは、あなたが遺伝的に受け継いで
しまったものや、自分の力では変えることのできないものを指します。生まれつきの
虚弱体質や、肉体的ハンディキャップであるかもしれませんし、精神的外傷、痛まし
い記憶、変わった習性、あるいは遺伝的性癖などの情緒的制約、あるいは、才能や知
能における制約であるかもしれません。しかし、神様はあなたの限界によって制限さ
れる方ではありません。もし、神が完全な人しかお用いにならないのであれば、神の
働きは全く前進しないのです。私たちは「土の器」にしかすぎませんが、この中に神
様の偉大な力という「宝物」をいれているのです。あなたが壊れやすい自分を差し出
すとき、神様は喜んで用いてくださいます。

弱さを認める:私たちができる2つの重要な告白を聖書は教えています。一つ目は、
主イエスキリストに対する信仰の告白です。二つ目は、自分は単なる人間にすぎない
という真理の告白です。自分の限界を認め、不完全さと正直に向き合いましょう。

弱さを受け入れる:弱さを認めるだけでなく、パウロは「私は自分の弱さを喜んで
誇ります。それは、キリストの力が私を通して現されるためです。」といいました。
なぜ自分の弱さを受け入れ、満足するのでしょうか?それは、弱さのゆえに神様によ
り頼むようになるからです。弱さはまた、私達を謙遜にさせ、先走って神のみこころ
から逸れていくことがないようにさせます。また、弱さがあることで、信者同士の交
わりが深まり、そして何よりも、人に対する思いやりが深まり、ミニストリーの能力
を高めます。本当のところ、人生最大のメッセージや最も効果的なミニストリーは、
あなたの最も深い傷から生まれてきます。あなたには最も恥ずかしく思っていること、
人に分かち合うことができないことはありますか?期待してください!神様はそれら
をほかの人を癒すために用いられるのですから。「地上で最も謙遜な人」と呼ばれた
のは、短気で、殺人を犯したモーセでした。「愛の使徒」とよばれたヨハネは、かつ
て傲慢な「雷の子」とよばれていたのです。このように、神様は、弱さを強さに変え
る特技を持っておられ、あなたの最も弱い部分をも造り変えたいと願っておられるの
です。

弱さを正直に分かち合う:神様は、「謙遜な者に恵みを施される」方だと聞いたこ
とがあるかもしれません。この謙遜とは、正直に自分の弱さを認めるということです。
あなたが自己防衛をやめ、仮面を脱ぎ捨て、自分の葛藤を人に分かち合うようになる
につれ、神はあなたに恵みを与えてくださるのです。無防備な人ほど皆に慕われるも
のです。弱さにも拘わらず、あなたが神に用いられているのを見れば、人々は励まさ
れて「神様は私のような者でも用いてくださるかもしれない」と考えるようになるの
です。あなたの人生のゴールは、人々に良い印象を与えることでしょうか?それとも
人々に良い影響を与えることでしょうか?人の信頼を勝ち得るための最も大切な資質
は、完全であることではなく、真実であることなのです。

悪魔があなたの弱さを指摘したときには、それを否定し対抗しようとするのではな
く、謙虚にそのことを認め、私達のあらゆる弱さを「理解しておられる」イエス様と、
「私たちが弱いときに助けてくださる」聖霊に対して心からの賛美をささげましょう。
それを通して働かれる主に期待し、豊かに用いていただきましょう。

今日のポイント:私が自分の弱さを認めるとき、神は最もよく働いてくださいます。

考えてみましょう:私に働かれる神の力を制限しないよう、正直に弱さを認める必要
のあることは何でしょう?


http://40days2007.blogspot.com/
Copyright(C)2007 seishokirisuto.com All rights reserved.