2007年10月22日月曜日

【40days@2007】Day14 - 神様が遠くに感じられるとき

「というのは、神がこう言われたからです。『わたしは決してあなたから離れず、またあなたを見捨てない。』」
(へブル13:5、TEV)

  あるクリスチャンがこんな手紙を書きました。『最近、聖書を読んでも全く励まされず、なにも感じません。祈りますが、壁に向かって祈っているようです。思いつくすべての罪を告白し、赦しを求めました。しかし、神様はまるで行方不明のようです。一体私はどうしてしまったのでしょうか?」

  この手紙を書いた人は、クリスチャン「問題児」なのでしょうか?いいえ、違います。友情がしばしば、離れていることや沈黙の期間を通して深まるように、神さまもあなたとの友情を成長させるために離れ離れのように思われる期間を用いてあなたを試されることがあります。確かに、自分の不従順や忙しさによって神様との関係を妨げてしまうこともありますが、神様に見捨てられた、拒絶されたと感じるのは、ほとんどの場合信仰のテストなのです。神様は、あなたとずっと共におられると約束されましたが、あなたがそれをいつも「感じる」とは約束されていません。神様は、あなたが神を「感じる」ことよりも「信頼」することのほうにもっと関心があるのです。痛みや苦しみの中で神様を賛美・感謝し、苦しみの中で神様に信頼し、神様が遠く感じられる時に神様を愛することで、私たちは最も深い礼拝をするよう導かれています。

  感じるままを神様に伝える:ヨブは、苦しみの中でいっさいの感情を主の前に注ぎ出しました。怒りも、恐れも、疑いも、混乱も、そして失望さえも包み隠さず告白しました。それが彼の信仰の表明でした。神様を信じていながらも、徹底的にやられてしまっていることもあるのです。ダビデの「私は信じた。それで、こう言ったのだ。「私は完全に破滅だ」と。」という告白は、感情をさらけだしてもまだ神様は自分を愛してくださることを信じているダビデの深い信仰を表しています。

  神様の変わらない性質にフォーカスする:あなたの感情が変わろうとも、神様のご性質は変わることがありません。神様はご自身について、今までどのようなことを教えてくださいましたか?神様は、善いお方であって愛に満ちた方です。あなたの人生を何もかもご存知で、全てを支配なさっています。あなたの人生に計画をもち、それを成し遂げてくださいます。神様の変わらない性質に目を向けてください。

  
  約束を必ず守ってくださる神様を信頼する:神様は、ご自分の誓った約束は必ず守られる方です。自分の感情がそれを疑っても、神様に見捨てられたと感じても、あなたが神様の約束を忍耐強く信じることによって、神様はあなたをもっと深いレベルの信仰へと導いてくださいます。

  神様があなたにすでにしてくださったことを思い出す:「神様、あなたは私になにもしてくださらないじゃないですか!」と叫ぶとき、十字架を見上げてください。そこには、裸にされ、人相が変わってしまうほどに叩かれ、鞭うたれ、ののしられ、茨の冠をかぶせられ、軽蔑され、唾をかけられ、虐待され、動物以下の扱いをうけられ、出血のためにほとんど意識のないまま、重い十字架を丘の上まで背負い、その上に釘付けにされたイエス様がいます。そのあまりにもむごい光景から天の父でさえも思わず目を背けられたイエス様が「わが神、わが神、どうしてあなたをお見捨てになったのですか?」と叫ばれています。自分を救えたはずのイエス様がそうされなかったのはどうしてでしょうか?それは、あなたが永遠の裁き(神様からの分離)をまぬがれ、永遠に神様のそばでその素晴らしさを経験することができるためです。たとえ自分は何もないように思えても、イエス様が全てを投げ出されたので、もうあなたは全てを得ています。生きた心地がしなくても、イエス様があなたのために死んでくださったことで、あなたは永遠に生きることができるようになりました。それだけでも、神様はあなたの感謝と賛美に値する方です。

  ★今日のポイント:
   私がどのように感じようとも、神様は現実におられる方です。

  ★考えてみよう:
   神様を遠くに感じるとき、どのようにして神様がおられることに焦点をあわせ続けることができるでしょうか?


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