2007年10月27日土曜日

【40days@2007】Day19 - 共同体を育てる

「キリストが、その命を私達にお与えになったことを悟る時、愛とは何であるかが理
解できるようになります。それゆえ、私たちも他の信者のために自分の命を与えるべ
きなのです。」
(1ヨハネ 3:16、GWT)

本当の交わり(愛の共同体)を育てるためには、神様の力と私達の努力の両方が必
要です。パウロは「あなたがたは御霊によって、平和のきずなで結ばれました。です
から、あらゆる努力をして、そのきずなを保つように務めなさい。」と言っています。
本当のところ、欠けの多い家庭で育ってきた私達は、交わりのエキスパートではあり
ません。ですから、「神の家族(教会)の中でどのように振舞えばよいのかを知る」
ことが必要なのです。愛の共同体を育てていくためには、一人一人が意欲的に次のこ
と学ぶよう決意する必要があります。

正直さ:あなたには、勇気をもって忠告してくれる友達がいますか?聖書は「愛を
もって真実を語りなさい」と教えていますが、私たちは衝突するのを恐れて、表面的
な付き合いから抜け出せずにいます。誰かが誤ったことをしているときに、陰口や噂
話をするのではなく、「その人の所へ行って、穏やかにその人を正してあげる」こと
で、隠し事の絶えない交わりをやめることができるのです。パウロは「もうこれ以上
嘘をついたり、見せかけたりするのはやめましょう。あなたの隣人に真実を語りなさ
い」と勧めています。「正直さ」と、「いつでもどこでも言いたいことを言う」こと
は別物です。タイミングと方法をよく考えて、相手を愛する家族の一員として話すこ
とが大切です。

    謙遜:私たちは絶えず人と比べ、優越感や劣等感に悩まされているものです。
プライドは人と人との間に壁を作る一方、謙遜は互いの間に橋をかけ、関係を滑らか
にします。自分の弱さを認め、相手の弱さに忍耐し、自分の間違いを素直に受け入れ
ることで謙遜が身につきます。謙遜とは、「私はだめだ」と自分を軽んじることでは
なく、自分のことばかり考えるのをやめることです。人に仕えることに焦点が当たっ
ているために、自分のことが二の次になっているとき、あなたは謙遜を身につけてい
るのです。

    思いやり:思いやりとは、違いを尊重し、お互いの気持ちに敏感になり、い
らいらさせる人たちに対して忍耐強くあることです。あなたの教会やグループに「難
しい人」はいませんか?どうして神様はこのような人たち(自分を含め!)を、置か
れるのでしょうか?その関係によって思いやりを学び、わたしたちが成長するためな
のです。私たちは皆、独特の癖や人を不快にさせる特徴を持っています。私たちは、
「自分にとって都合の良い人だから」ではなく、その人が「神様の子供であり、家族
の一員であるから」互いに尽くしあい、尊敬しあうのです。そのためには「相手の背
景を理解し、生い立ちを知る」ことが助けになります。そうすることで、相手を思い
やることができるようになるのです。

秘密を守る:グループ内で、勇気を持って分かち合った傷・失敗・必要が外部に漏
れていたらどんな気持ちがするでしょうか?噂話や、陰口、祈りの課題を漏らしてい
る人がいるとき、私たちは毅然とした態度ではっきりと注意することが大切です。最
優先するのは、あなたのグループがいつも安全で暖かい場所であることなのです。

頻繁に集まる:交わりは気が向いたときにするものではありません。頻繁に、しか
も定期的に集まるよう聖書は勧めています。深い人間関係はインスタントにできるも
のではなく、多くの時間をかけなくてはなりません。たとえ気が向かなくても、一緒
に集まって時間を投資することが必要なのです。あなたの交わりには、以上のような
特徴があるでしょうか?本物の交わりを育てることは簡単ではありません。しかし、
そこから生まれるすばらしさは何にも変えがたいものなのです。
 
 ★今日のポイント:愛の共同体(交わり)を築くには、私の献身(コミットメント)
が必要です。

 ★考えてみましょう:以上のような特徴をもつ、交わりのグループを作るために私
は今日から何ができるでしょう?


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