2007年10月14日日曜日

【40days@2007】Day6 - 人生は一時的な務めである

「私たちは目に見えるものではなく、見えないものに目を向けます。というのは、
 見えるものはいつかなくなりますが、見えないものは永遠に残るからです。」
                         ―― 2コリント4:18/NIV


みなさんは、外国でしばらく暮らしたことはありますか?

アメリカで日本人が自分の国籍を持ちながら暮らしたり、
働くときには、グリーンカードといった特別な登録が必要になります。

それを持ち歩くときに、自分は完全にはこの国の国民ではないことを思い起こさせられるのです。
聖書を通して神様は、自分の子供であるクリスチャンの国籍は天にあると言っておられます。
あなたは天国民なのです。


「もし天の神を父として呼んでいるのなら、
 地上においては一時的な在留外国人として生きなさい」
(1ペテロ1:17)

と言っておられます。



また、私たちは「キリストの大使である」とも言われています。

自分の国を代表する大使として敵国に遣わされた人は、
その国の人々の礼儀作法や言葉を学び、文化を身につけます。
その国の人々との関係作りにも励むでしょう。

しかし、次第にその国での居心地がよくなり、
自分の国よりもその国が好きになってしまったらどうでしょう。

自分の大使としての役割を果たすどころか、敵側についてしまい、
裏切り者になってしまいます。

それと同じように、いくらクリスチャンだと言っていても、
私たちを毎日取り巻くマスコミやメディア、楽しいもの、
「みんなやっていること」の影響をうけて、
いつの間にか自分の幸せを追求することが
人生の全てだと思い始めてしまうことがあります。


神様は、私たちがこの地上が最終的な故郷のように生きてほしくはないため、
私たちが困難、悲しみ、人からの拒絶などを経験することをお許しになることがあります。

そんなとき、私たちは「この地上で完全にハッピーになることなどできない」
と思い出すのです。

ちょうど、魚が陸の上で決して幸せに生きられないように、
あなたも、この地上で完全な満足を得るようには造られていないのです。

この世界での人生は一時的であると知るとき、
この世のヒーローになることよりも、
神様の目からみたヒーローを目指すようになるでしょう。

神の目から見たヒーローとは、この人生を一時的なものと受け止め、
永遠に続く国(天国)において神様が約束された報い(ほうび)を受け取ることを期待して、
目に見える一時的な栄冠に心をうばわれずに、神様に忠実に仕えた人のことです。


聖書には、パウロやヨセフ、バプテスマのヨハネなどが
その模範として書かれています。

神があなたの人生に与えておられるゴールが、
物質的反映や名声を得ることにあると考えるのは致命的な間違いです。

そのような一時的な価値ではなく、
永遠の価値があなたの価値判断の基準となるべきです。


聖書も言っているように、
「目に見えるものではなく、目に見えないものに目を向ける」ことです。

あなたが天国に着くや否や、こう叫ばないことを願います。
「どうして自分はこんな一時的なもののために一生懸命やってきたのだろう。
 自分は何を考えていたのだろうか。
 なぜ、このような残らないもののために時間とエネルギーを費やし、
 思い煩ってきたのだろうか」


覚えておいてください。

あなたが地上で過ごす時間が、あなたのライフストーリーの全てではありません。
続きの章は天国において始まるのです。

困難な状況に直面するとき、あるいはクリスチャンとして
キリストのために生きることの意味に疑いを持ち始めたとき、
どうか思い出してください・・・あなたはまだ故郷に帰っていないことを。



【今日のポイント】
この世界がわたしの故郷ではありません。


【考えてみよう】
この地上における人生が、一時的なものにすぎないという事実は、
今のあなたの生き方にどのような変化をもたらすでしょう?



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